沿革
沿革
本学は.昭和24年5月31日国立学校設置法の施行により岡山医科大学、同附属医学専門部、第六高等学校、岡山師範学校、岡山青年師範学校等を包括し5学部で発足した。本学部はその内の1学部として数学科(4講座)、物理学科(5講座)、化学科(4講座)、生物学科(3講座)の4学科で発足し、昭和42年地学科が増設され5学科となった。
以後、附属施設の設置及び講座の増設がみられたが、平成6年10月1日教養部の廃止に伴い数学科及び化学科における講座の廃止、増設等の後、 平成7年4月に地学科を地球科学科に名称変更すると共に全学科を従来の講座制から大講座制(5学科29講座から5学科13大講座)に学部が改組された。
また、附属量子宇宙研究センターを平成17年8月31日から平成28年3月31日まで設置。
平成18年4月1日には「フロンティア科学教育研究推進室」を設置した。
これまでの沿革は次のとおりである。
平成16年岡山大学から国立大学法人岡山大学へ
数学科
昭和24年 | 解析学、代数学、幾何学、位相数学の4講座で発足 |
昭和35年 | 実用数学講座、一般数学講座設置(昭和39年教養部へ移設) |
昭和37年 | 解析学 II 講座設置(昭和39年教養部へ移設) |
平成6年 | 実用数学講座を廃止し、数理論理学講座を設置 |
平成7年 | 解析学、代数学、幾何学、位相数学、数理論理学の5講座→代数・計算数理科学、空間数理科学、解析・汎用数理科学の3大講座に改組 |
平成27年 | 代数・計算数理科学、空間数理科学、解析・汎用数理科学の3大講座→代数学、幾何学、解析学の3講座に改組 |
物理学科
昭和24年 | 理論物理学、実験物理学、数理物理学、原子物理学、応用物理学の5講座で発足 |
昭和35年 | 一般物理学講座設置(昭和39年教養部へ移設) |
昭和39年 | 実験物理学→電磁物理学、原子物理学→核物理学、応用物理学→固体物理学に名称変更 |
昭和45年 | 磁性物理学講座設置 |
平成3年 | 量子物理学講座設置 |
平成7年 | 理論物理学、電磁物理学、数理物理学、核物理学、固体物理学、磁性物理学、量子物理学の7講座→基礎物理学、物性物理学、量子物理学の3大講座に改組 |
化学科
昭和24年 | 物理化学、有機化学、無機化学、分析化学の4講座で発足 |
昭和30年 | 高分子化学講座設置 |
昭和35年 | 一般化学講座設置(昭和39年教養部へ移設) |
昭和48年 | 反応有機化学講座設置 |
平成6年 | 高分子化学講座を廃止し、機能化学講座、構造化学講座設置 |
平成7年 | 物理化学、有機化学、反応有機化学、無機化学、分析化学、機能化学、構造化学の7講座→分子化学、反応化学、物質化学の3大講座に改組 |
生物学科
昭和24年 | 植物学、遺伝学、動物学の3講座で発足 |
昭和27年 | 植物学→植物形態学、動物学→動物形態学に名称変更、動物生理学講座設置 |
昭和32年 | 植物生理学講座設置 |
昭和39年 | 遺伝学→遺伝学及び細胞学に名称変更 |
平成4年 | 分子生物学講座設置 |
平成7年 | 植物形態学、植物生理学、遺伝学及び細胞学、動物形態学、動物生理学、分子生物学の6講座→生体分子機能科学、生体制御科学の2大講座に改組 |
地球科学科
昭和42年 | 鉱物学の1講座で発足 |
昭和43年 | 地質学講座設置 |
昭和44年 | 地球物理学講座設置 |
昭和45年 | 地球化学講座設置 |
平成7年 | 地学科→地球科学科に名称変更 鉱物学、地質学、地球物理学、地球化学の4講座→地球惑星科学、地球物質循環学の2大講座に改組 |
附属臨海実験所
昭和26年 | 丸亀市本島医学部附属病院本島分院の建物を譲り受けて発足 |
昭和28年 | 玉野市渋川の建物を玉野市から寄付を受け移転 |
昭和29年 | 附属教育実習施設として設置 |
昭和54年 | 邑久郡牛窓町鹿忍に移転 |
附属界面科学研究施設
昭和27年 | 応用光学研究所として発足 |
昭和30年 | 界面科学研究所に改組 |
昭和46年 | 附属界面科学研究施設に改組、薄膜物性学部門設置 |
昭和50年 | 粉体物性学部門設置 |
フロンティア科学教育研究推進室
平成18年 | フロンティア科学教育研究推進室として発足(学内措置) |