岡山大学理学部附属臨海実験所(牛窓)が、「内海域の生物を用いた実験教育のための共同利用拠点」として、文部科学大臣による「教育関係共同利用拠点」に、臨海・臨湖実験所分野では初めて認定されました。認定期間は平成23年4月1日~平成28年3月31日です。中四国・九州の関連施設の拠点として、また、高度な実験生物学実習の全国的な拠点として期待されています。
「教育関係共同利用拠点」は、平成21年9月に創設された文部科学大臣の認定制度で、多様化する社会と学生のニーズに応えつつ質の高い教育を提供するために、大学が有する人的・物的資源の共同利用等を推進するためのものです。全国には国公立大学の臨海実験所が約20、それを超える数の水産実験所があります。そのうち、4月1日に認定された拠点は、臨海実験所4件、水産実験所1件採択されました。
本実験所は、これまでの実績や高度なノウハウの蓄積、豊富な学習メニューなどを高く評価され、認定の後は、更に、至便な環境のもと多様な生物、先端設備、生体制御学を主に分子から生態まで教育研究を行うことにより、一般的な臨海実習に留まらない多彩な実習教育の機会を国内外の大学等に提供し、広く科学に関わる人材の育成を目指します。
【本件問い合わせ先:附属臨海実験所 坂本 竜哉 Tel: 0869-34-5210】
(11.04.22)
附属臨海実験所のホームページ