岡山大学 理学部

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講演会のお知らせ (12/2: 神田展行 先生,大阪市立大学)

2014年11月18日

演題:重力波検出実験の現状と相補的観測で探る高エネルギー天体現象
講師:神田展行 先生(大阪市立大学)
日時:12月2日 16:30
場所:コラボレーション棟3Fコラボレーション室
概要:
 重力波は一般相対性理論が予言する時空の歪みの波であり、ブラックホールや超新星爆発といった天体現象や宇宙初期インフレーション等から発生すると予想されています。
重力波の直接検出を目指して、km級基線長のレーザー干渉計計画が進んでいます。日本では現在、KAGRA検出器が岐阜県神岡鉱山に建設中です。KAGRA実験の建設状況の紹介や国外の状況などについて、検出原理とともにお話しします。
 また、重力波を発する天体は、高密度、強重力場の天体であり、必然的に高エネルギー天体です。各種電磁放射やニュートリノなどの源としても期待されています。重力波の観測と相補的な観測で、どのようにして高エネルギー天体現象へ挑むか、何が判るかの典型的な例をいくつか紹介いたします。

連絡先:物理学科 小汐 (内線7817)

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