理学部の岡本秀毅准教授・江口律子助教・久保園芳博教授らの研究グループ、
世界最高レベルの有機薄膜トランジスタを実現。
5月26日付の日刊工業新聞、5月28日付の山陽新聞等で関連記事が掲載されました。
2014年05月26日
岡本准教授・江口助教・久保園教授らの研究グループは、ピセンと言われるベンゼン環が5個 W型に繋がった分子にアルキル鎖を2個付けた有機分子 の効率的合成法を開拓し、これを活性層とする有機薄膜トランジスタで、低分子としては世界最高の移動度(21 cm2 V-1 s-1)を実現した。
この結果は、Scientific Reports誌において5月23日にオンライン公開されました。また、5月26日付の日刊工業新聞、5月28日付の山陽新聞等で関連記事が掲載されました。
この研究は、有機 化学者と界面物性学の研究者のコラボレーションにおいて実現しており、岡山大学が、有機トランジスタの研究で国内有数の研究機関であることを証明しています。