野原実教授らの論文、カナダのリサーチ会社 Advances in Engineering 社が注目
2014年05月09日
本学大学院自然科学研究科の野原実教授、工藤一貴准教授らの熱電発電材料に関する論文が、工学的に注目すべき研究成果として、5月6日、カナダのリサーチ会社 Advances in Engineering 社(以下AIE社)のホームページに掲載されました。(http://advanceseng.com/applied-physics/enhancing-high-temperature-thermoelectric-properties-ptas2-rh-doping )
AIE社は、自社のホームページに主な学術雑誌の優れた研究成果を掲載。世界の民間企業に紹介し、コンサルティングやマッチングを行っています。AIE社が注目したのは、野原教授らが2013年に発表した以下の論文です。野原教授らは熱電材料の性能が従来の1.5倍に達する材料を開発しました。
今回、海外の第三者機関から注目された事は、本研究成果が実用的・応用的に重要な研究成果であることを示しています。
発表論文:"Enhancing high-temperature thermoelectric properties of PtAs2 by Rh doping", K. Kudo, S. Nakano, T. Mizukami, T. Takabatake, M. Nohara, Applied Physics Letters 103, 092107-1-3 (2013).
[DOI: 10.1063/1.4819953]
研究成果の概要はこちら
【本件問い合わせ先】
大学院自然科学研究科 教授 野原実
TEL:086-251-7828
(14.05.09)