岡山大学 理学部

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鉄系超伝導体の高温超伝導実現背景の解明

2012年01月16日

岡山大学大学院自然科学研究科の鄭国慶教授(低温物性物理学),川崎慎司講師(同)
ならびに岡利英大学院生(同)らの研究グループは,鉄系超電導体の高温超電導が
実現する条件を明らかにしました。

 研究グループは,2008年に日本で発見されたばかりで不明点が多い鉄系超伝導体に
ついて,高品質の試料で詳細な実験を行い,鉄の電子が帯びる磁気が,高い温度での
超電導転移に有利に働くことを明らかにしました。

 この成果によって,高温超伝導の研究が進展し,送電線などへの応用が期待できます。
この結果は,米国物理学会速報誌Physical Review Letters誌において近く公表されます。

詳細は報道発表資料をご覧ください。


【本件問い合わせ先】

岡山大学大学院自然科学研究科 (理学部物理学科) 
 講師 川崎 慎司
(電話)086-251-7803
(FAX) 086-251-7830

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