科学コミュニケーション　第５回

目的

体内時計に関する最先端の研究を紹介し，最先端の研究に触れさせるとともに，それに関連した質疑を通して議論する能力を養い，かつ体内時計機構ついての理解を深める。

報告事項

【昆虫のサーカディアンリズムを制御する体内時計機構】

体内時計の基本的性質を解説した後，昆虫を用いた体内時計の所在の解析，続いて光同調に関わる光受容分子の解析に関する最新の研究成果を紹介した。随所に，ヒトに関連した情報も盛り込んで，身近なヒトの体内時計との関係を意識できるように注意した。研究紹介の後，体内時計機構に関する質疑・議論を約30分間行った。ヒトの体内時計はどこにあるのか，なぜ日中眠くなるのかなど，活発な質疑があった。

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