フロンティアサイエンティストリテラシー　[　二足のワラジ：研究者と高校教諭　]

目的

研究者志望の学生に，「教員として働きながら研究を続ける」という選択肢もあるということを，実際の経験をもとに伝える。

報告事項

講師は，第一線の研究者として活躍しながら，高校教師として教壇に立ち続ける稀有な経歴の持ち主である。本講演では，実際の経験から出た真摯な言葉で，学生に教師としての仕事の大変さと 共に 喜びを伝え，その中で研究を続けてきた講師ならではの経験が語られた。

ドイツの大学での研究滞在や，顧問をしている硬式野球部の準決勝の様子など，Projectorによる写真や "笑い"を織り交ぜながらの 楽しい講演であった。と同時に，研究者としての人生と教育者としての人生は 相反するものではなく，「互いに補いあうもの」であるという 深い言葉が，ゆっくりと優しい口調ながら 重みを持って伝えられていた。

これから研究者を目指す学生を励まし勇気付ける 良い講演になっており，学生にとって貴重な経験となったと確信する。

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