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実施報告

フロンティアサイエンティストリテラシー　[　地球温暖化の原因は何か？　]

担当者 野沢　徹　教授（地球科学科）
日時・期間 平成25年5月29日（水） 16:15 〜 17:45　
場所 理学部本館22講義室

目的

地球の平均気温は過去100年間で約0.74℃上昇しており、その主原因は人間活動にともなう二酸化炭素の放出だと言われている。私たちはこのことをどれだけ正しく理解しているだろうか？ 本講義では、地球の気温を変化させ得るさまざまな要因に関する知見をもとに、近年の地球温暖化をもたらしている原因について正しく理解することを目的とする。

報告事項

　大きな社会問題と化している地球温暖化の原因を科学的に正しく理解することを目的として、最新の観測事実や研究成果などをもとに講義を行った。地球の気温を変化させる可能性のあるさまざまな要因について解説した上で、それらの相対的な大きさを評価しうる指標である放射強制力を導入し、人間活動にともなう温室効果ガスの放出が20世紀後半以降の温暖化をもたらしていることを解説した。

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