拠点の実験装置
高温超伝導材料研究部門
野原実 主任研究員グループ
グローブボックス 水分が0.1ppm、酸素が0.1ppmの環境であり、水や酸素を嫌う化合物の調整に使用しています。 |
磁気特性測定装置(MTMS) マイスナー効果によって、超伝導になったかどうかを調べます。 |
横谷尚睦 主任研究員グループ
高分解能光電子分光装置 世界最高レベルのエネルギー分解能で機能性物質の電子状態を観測できます。 |
PLD装置 自然界にない機能性物質をつくれる装置です。 |
鄭国慶 主任研究員グループ
希釈冷凍機 80mKまで冷やす装置です。超伝導体を極低温まで冷やして電子状態を調べます。 |
超伝導磁石 超伝導を応用し、14万ガウスの強磁場を出せる磁石です。強磁場・低温・高圧などの複合極限環境下で核磁気共鳴測定を行い、新奇な超伝導体の電子状態を調べます。 |
小林達生 主任研究員グループ
テトラアーク炉 新規超伝導体物質の合成や単結晶試料の育成を行っています。 オプティスタット(クライオスタット) Heガスフローさせることで室温から約2Kまでの電気抵抗や交流磁化率等をスピーディーに測定できます。 |
希釈冷凍機 100mKの低温をつくる装置に圧力セル(最大圧力約5GPa)を取り付けているところです。超伝導磁石と組み合わせて極低温超高圧、強磁場環境下での物性を調べます。 |
高性能太陽電池研究部門
池田直 主任研究員グループ
四楕円ミラー型赤外線式浴溶帯域単結晶成長装置 均一な熱分布を実現しているため高品質の単結晶をつくることができます。 |
Physical Property Measurement System(PPMS) 試料の電気抵抗・磁化・比熱を測定できます。低温(1.8K)から高温(400K)まで、磁場が9テスラで、物理的特性が測定できます。いろいろな試料を簡単に測定でき、新超伝導体の特性の評価・発見に役立てています。 |
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有機機能材料合成研究部門
西原康師 主任研究員グループ
GC-MS 分子量が測定できるため、よく使用しています。 |
ガスクロマトグラフィー(GC) 生成物ができているかの確認によく使用しています。 |
高速液体クロマトグラフィー(HPLC) カラムクロマトグラフィーでは分けづらいものを精製するときに便利です。 |
菅誠治 主任研究員グループ
電気化学測定装置(CV) 酸化還元電位を調べます。 機能性有機物質のレドックス機能を調べる装置です。 |
ガスクロマトグラフィー(GC) 合成の反応追跡に使用します。 in-situ赤外分光装置 赤外での反応を調べます。 |
高井和彦 主任研究員グループ
ガスクロマトグラフィー質量分析計(GC-MS) 低分子量化合物の分子量測定に使用します。測定装置の中でのイオンの断片(フラグメント)から、化合物の構造情報が得られます。 分取用ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC) 分子の大きさにより分けることができます。 |
核磁気共鳴装置(NMR) 有機化合物の構造を決めるための「必需品」です。この装置を使うと、化合物の骨格や官能基がよくわかります。 |
有機超伝導ならびに有機エレクトロニクス研究部門
久保園芳博 主任研究員グループ
C101室に設置された高真空蒸着装置等
MBE (超高真空分子線蒸着装置) 主として有機薄膜太陽電池の半導体活性層ならびに金属電極の蒸着に用いています。高品質な薄膜を形成することが可能です。 |
MBE-KELVIN PROBE (立ち上げ中) 有機太陽電池のデバイス中でキャリアがどのように動いているかを理解するには、バンドの曲がりなどを知ることが重要です。 |
他にもSTMやSTM-AFMダブルプローブ装置などを有しておりナノスケールの物質研究も行っています。
C206 室グローブボックス 多環縮合炭化水素結晶への金属原子挿入による超伝導体開発を行うための装置です。 |
C207 室光電子収量測定装置 C207では主として有機電界効果トランジスタの電子状態や光応答、ガス応答などについて研究しています。 |
C207室 トランジスタ試験装置 |
C207室 トランジスタ試験装置 |
クラス1000ならびに100クリーンルーム内に設置された装置
真空蒸着装置 |
デバイス測定用プロ―バー デバイス特性測定用グローブボックス |
他にも段差計や各種ドラフト、光リソグラフィ装置などがあり、トランジスタや太陽電池等のデバイス作製が一貫してできるようになっています。
エネルギー貯蔵材料研究部門
田中秀樹 主任研究員グループ
計算機を使って、物質の集団の性質の研究を行っています。 |
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甲賀研一郎 主任研究員グループ
数式の計算をしたり、高速計算機でシミュレーションなどを行っています。 |
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