担当者 | はしもと じょーじ 准教授(地球科学科) |
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日時・期間 | 平成26年11月5日(水)16:15 〜 17:45 |
場所 | 理学部教職員リフレッシュルーム |
2011.3の福島第一原発事故で放出された放射性物質の拡散を例にとって,科学ができること,社会に対する情報発信のあり方.などについて議論する。
原発事故に際して出された日本気象学会理事長声明と,それが引き起こした社会の反応について紹介した。また,大気中における物質の拡散現象について解説し,その予測においてはカオスや計算機資源によって制約される限界があることを説明した。これらを例にして,科学的に不確実な情報をいかに発信するかについて,履修者と教員で議論をおこなった。